バッチ処理
フォルダー操作は選択と進捗の仕組みを共有しますが、出力や上書きはタスクごとに異なります。既定の並行数は一つです。専用フォルダーで範囲と出力先を確認してから拡大します。
概要
サイドバーまたはファイルエクスプローラーの対応メニューから、リンク追加、概念抽出、タイトル生成、翻訳、原文抽出、Mermaid/数式修復を実行できます。汎用フォルダー調査はなく、タイトル生成に任意で調査を追加します。
バッチはフォルダー全体のトランザクションではありません。別ファイルの失敗やキャンセルでも完了出力は残ります。
仕組み
実行モデル
- タスクとフォルダーを選び、意図したファイルだけか確認。
- 拡張子と選択規則を適用し、タスク固有の出力ファイルを除外。
- タスク別モデルで処理し、進捗、失敗、出力先を報告。
- 完了/キャンセル後に報告とファイルを確認して再試行。
リンク、概念、タイトル生成、原文抽出、Mermaid/数式修復は既定でサブフォルダーも対象です。フォルダー翻訳の既定は直下だけです。開発者モードと高度な選択が両方有効ならプロファイルで変更できます。すべてが同じ再帰範囲とは限りません。
上書き
| タスク | 再実行前の確認 |
|---|---|
| リンク追加 | 既定は別ファイル。接尾辞、出力先、原文移動を確認 |
| 概念抽出 | 有効なら既存概念へ出典リンクを追加。重複判定は別操作 |
| タイトル生成 | 元ノートに生成し、空いていれば complete フォルダーへ移動 |
| 翻訳 | 同名の訳は上書き可能。既定 _<language>.md |
| Mermaid/数式修復 | 対象ノートを変更。小さく試しバックアップを保持 |
全タスク共通の skip/append/replace はありません。complete 先が既存ならタイトル生成後の移動を止めますが、生成そのものをスキップしたとは限りません。結果は生成数と移動数を区別します。
並行性
代表例が成功するまでは batchConcurrency: 1 を保ちます。一部経路は enableBatchParallelism も必要で、フォルダー翻訳は並行数を直接使います。増加はモデル、メモリー、サーバーへの負荷を上げ、速くなる保証はありません。
API 間隔とバッチ間隔は集中を和らげますが、要求/token 割当量や同じサービスを使う別クライアントの影響は防げません。
設定
| 設定 | 既定値 | 意味 |
|---|---|---|
batchConcurrency | 1 | 該当経路で要求する並行数 |
enableBatchParallelism | false | 対応経路の並行スケジューリング |
batchSize | 50 | グループ化処理のサイズ |
batchInterDelayMs | 1000 | 該当するグループ間の遅延 |
apiCallIntervalMs | 500 | 並行 API 要求の間隔 |
folderTaskIncludeSubfoldersMode | legacy | 各タスクの従来のサブフォルダー範囲 |
enableStableApiCall | false | 明示的な安定要求モード |
タスク別モデル
単独ファイルと同じモデル設定を使うため、非公開内容では先に確認します。タイトル一括生成のローカル検索は開始時に一つのスナップショットを構築し、実行中の編集を後続結果へ混ぜません。編集を含めるなら新しいバッチを開始します。
例
trial-titles にタイトルノート二つだけを入れ、タイトルから一括生成 を実行します。本文、trial-titles_complete、生成/移動/失敗数を確認します。失敗ファイルを先に調査してください。元フォルダー再実行は未完了分だけの厳密な再開ではありません。
キャンセルと復旧
新しい予定作業を止め、対応要求へキャンセルを伝えます。外部が受理済みの呼び出し/書き込みは完了し得て、課金はサービス側で管理します。停止処理を待ち、完了ファイルと復旧競合を確認します。現在のノートと比較するまで復旧出力を保管します。
ヒント
- プロファイルは実際に一致するファイルを確認して使う。
- 429 では並行数と割当量を調べる。
- キャンセル、失敗、完了を区別する。
- 既存ノート変更前に未加工サンプルとバックアップを残す。
次に読む
- ワークフロー:失敗方針と連続処理。
- 設定:出力と既定値。
- トラブルシューティング:個別ファイルの診断。